みなさん、こんにちは~。
木彫り屋店長まさまるです。
ごきげんいかがですか~。
今回は、タイトルどおり「上川神社にあった藤戸滝光作の木彫りの熊」の話しです。
今年の2月中旬過ぎのまだ雪深い頃、仕事で旭川に。知り合いのおすすめで、時間があったら上川神社に行ってきたらぁ、と。その知り合い曰く、どえらいパワーがあると知られる神社だそうです。
そして出会いました。ある木彫りの熊に。ニコニコ。
話しがとびますが、木彫りの熊って、その作品を誰が作ったか特定するのが意外に難しいですよね。特に昔の熊ちゃんは。足の裏にサインが入っていたり、または熊の横っちょに立て札なんかがあったりして作者の名前やハンコウなどが押してあったらわかりやすいのですけど・・・。
以前にも、ブログで書きましたが、昔の職人さんはサインを入れる手間も惜しんで次から次へとまるで闘牛のようにすごい勢いで彫り続けていました。
また、あの超有名な木彫り界のレジェンド藤戸竹喜さんですら、「サインなんて入れる奴は、気取っている。とにかく俺たちは彫ってナンボなんだ!生活していかなくちゃならないんだ」と語っていた頃もあったようです。
私自身の体験では、これも有名な作家さんでしたが、川上哲(さとる)さんに、
「すみません、哲さん、(哲さんの彫った作品に)サイン入れてくれませんか~」
とお願いしたところ、哲さんは、
「いいよ、お兄ちゃんが(俺の)サイン入れて。彫っといて」
って、そんな感じでした。今ではなかなかないですよね。
今回、上川神社にございました藤戸滝光作の熊は、サインや立て札が無くとも、滝光さんの作品とすぐにわかる作風でした。実際は、ちゃんと藤戸滝光作の張り紙がきれいに張ってありました。その張り紙を見たとき、
「おお~、やっぱ滝光さんの熊だ~!迫力あるなぁ!相変わらず~。ここで出会えるとは~!ありがたやぁ~」
と、妙に敬虔な気持ちになって合掌してしまいました。
滝光さんの作風は、まずその全体のゴツゴツ感からくる迫力。大胆さ。そして豪快さの中にある彫りの緻密さ。いや~惚れ惚れしますよね~。もしよかったらブログ83の記事を参考に見てくださいませ。
では、上川神社にありました藤戸滝光さん作品の写真です。
カッコいいですよね。そして優雅な感じ。
一応参考に当店所有の滝光作の熊の写真を載せておきます。
まさか出会えるとは思っていなかった藤戸滝光作の木彫りの熊。上川神社さんに感謝です。
上川神社の写真を何枚か載せておきます。いやいやほんと、神社って、神聖っていうか何だか空気が違いますよね、日常と。まぁ、北海道は、より空気がおいしいですけど。なんか上川神社は、有名なパワースポットらしいですよ。気になる方はぜひとも行ってみてくださいね。
そう言えば、御朱印帳を買わせていただきました。上川神社オリジナルです!表紙裏表紙は、木彫りです!
なかなか良いじゃありませんか。記念になりました。ありがとうございます。
それでは最後までお付き合いしていただきまして本当にありがとうございました!
お元気で!
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