みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。
衣替えの6月に入りました。暑くなってきましたね~、と言いたいところですが、阿寒湖ではまだ、ストーブをつけています。最高気温が10℃もいかない日もあり、長袖フリース(自分の場合は股引も!?)は必須です。
とはいえ、季節に咲くお花たちは、こんな寒い日々に順応しています。
阿寒湖では、郷土料理のお蕎麦屋さん「奈辺久(なべきゅう)」さんの入り口横のライラックがお花をつけています。色鮮やかなライラックに癒されますね。
それでは、今回は、木彫りの商品の昔と今、をとりあげてみます。30年も経てば世の中何でも変化してますよね。車の形などもそうですね。
木彫りに関しても例外ではありません。変化しまくりですね。木彫りの熊は、数が多く、なかなかまとめていくのが大変ですので(いつか時代ごとの木彫りの熊を分類できたらいいなぁ)、今回は、コート掛け(種類が少ない)に絞って見ていきたいと思います。
そういう傾向があるのか、ただ自分がそう思うだけなのか、よくわからないですが、古い物のほうが、渋みがあって味がある感じがします。でもその昔(当時)は、何にも感じていなかったのですが(汗)。時が過ぎると、いろいろと味覚もそうですけど変化するのですかね(笑)。
では、写真を中心に簡単に見ていきます。『木彫り愛』の心で、よろしくお願いします。
目次
今のフクロウのコート掛け
コート掛けもいろいろあるのですが、今回は、フクロウのコート掛け。掛けると羽が上に動くタイプです。まずは、現在のコート掛けです。
では、コートを掛けてみると(掛けてあると仮定して見てくださいね)。
コートを掛けると上に羽が上がります。かわいい顔のフクロウですね。葉っぱやナナカマドの実?も丁寧に彫っています。
かわいらしいお部屋に合いそうですね。壁掛けとしても十分いいんじゃないですかね!
では、昔の動くタイプのコート掛けを見てみましょう。
昔のコート掛け
この作品は、30年以上昔です(正確にはわかりません。ごめんなさい。)
まだまだ、木彫りの熊が全盛の時代です。フクロウの作品自体が少なかったです(まったく無いというわけではありません)。
今見ると、とても渋く、なかなかですよ~(笑)
えっ、フクロウ?昆虫?宇宙人?って、一瞬、?。正解は、フクロウです!すごいインパクトです!人によっては、夢に現れるかもしれません。色も渋いですね~。
では、次にコートを掛けて、翼が上に動いた写真です。
見れば見るほど何か引きつけられてしまう作品です。大きい方は、掛けるところが3ヶ所あります。それでは、大きいほうだけで見てみましょう。
この古いコート掛けの作品は、それがあるだけで、部屋の中を支配してしまうような、そんな存在感があると思いませんか!渋いですよね~。どんな部屋に合うのでしょうか!?
それでは、次に横長の、今と昔のコート掛けを見てみましょう!
今と昔の横長のフクロウのコート掛け
フクロウの作品で比べたいと思います。それではまず、今の(横長の)コート掛け。
ドングリや葉っぱがついてかわいいですね。優しさが伝わりますね。素材は、着色ですのでシナノキですね。
それでは、次は、昔の横長フクロウコート掛けの写真です。
デザインはシンプルですが、なんと素材が埋もれ木です。木目がきれいです。やっぱ渋いですね~!埋もれ木になると一層、”重み”がかわりますね(実際の重量は重くないです)。
それでは、2作品のフクロウをアップで。
それでは最後にフクロウ以外の昔の横長のコート掛けを1つ。
この作品も30年以上前の作品です。きれいなセンノキのピリカメノコ(アイヌの女性)ですね。アイヌ模様も彫ってあり、全体の形も凝っていますので、これはなかなかの力作です。コートを掛けなくてもレリーフとして飾ってもいいと思います。着色がない作品は、ほんと木目が美しいですね。木彫りの醍醐味の1つですね。
以上で、「今と昔のコート掛けくらべ」、おしまいです。木彫りでなくても、現在と昔をくらべるのは、おもしろいですね。人の顔かたちなど、ほんと違いますもんね。また、機会がありましたら、作品をしぼって、今と昔をくらべてみたいと思います。
最後までお付き合いしていただきまして、本当にありがとうございました!これからも『木彫り愛』、『樹木愛』でよろしくお願いいたします!お元気で!
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