42. エゾシカだって必死なんです!わかっちゃいるけど、・・・。共存の課題(難)

ラベンダー庭2021.7月アイヌ文化
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みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。

7月中頃を過ぎ、本州方面は、梅雨明け!

夏本番!

北海道も突如、暑くなりはじめました~!

夏だ~!

うれしいけど、体が暑さについていけないですね。いきなり30度超え!みなさんも熱中症に気をつけてくださいね

今回は、最近の早朝、小さな菜園のお花に水をあげていたら、近くにエゾシカが出現!

びっくり!しかもデカイ!そして近い

エゾシカは、北海道に住んでいれば、珍しい動物ではありません。よく見かけます。
でも、菜園の近くに来られては・・・。緊張!

エゾシカだって、自然の中で生きています。えさを食べなくてはなりませんよね。
でも、えさは、もっと山にたくさんあるだろうに・・・、こんな所まで来ちゃって。
それとも、ここの葉っぱやお花がそんなにおいしいのかな?

どうぞ食べてくださいな。でも、菜園の中は、勘弁してね!

一応、小さな野菜の菜園は、囲いをしているので、大丈夫だとは思いますが。

そんなエゾシカの写真をどうぞ!

角が立派なエゾシカ。でかい!

大きなフキをものともしないで堂々移動していくエゾシカ。

立派な角とつぶらなお目め

人間と野生の動物たち。共存の課題。

また後日ふれていきますが、アイヌ文化では、鹿を、「ユクといいます。

厳密にいうと、元来「ユク」とは、”獲物”を意味するといいます。

熊でもタヌキでもキツネでも「ユク」といっても間違いじゃないそうです。

地名からみると「ユク」がつく地名は、ほとんど鹿が関係しているそうです。

それだけ鹿が、当たり前のように、北海道各地で多く狩猟され、いつでも取ることのでき大切な食糧だった、ということです。

アイヌの人々の物語りの中では、次のような物語がたくさんあるようです。

それは、天のカムイ(神様)が、鹿をとんでもなくたくさん袋に入れて、それを天から地上に降らせて恵んでくださる、という物語です。
そのカムイが鹿を降らせてくれる山の場所まで物語では指定しています(鹿の天くだる山)。

また、松浦武四郎の日誌などでは、鍋の準備ができた後、鹿を狩猟して、食べることができるくらい簡単に、鹿が身近にたくさんいたそうです。

詳しいことは、後日、まとめていきたいと思っています。

それでは、今回は短かったですが、最後に、菜園のシシトウの実が大きくなりました。その写真をどうぞ!

シシトウガラシの実 2021.7月中旬

お花畑に水をあげていたら、びっくりするくらい大きな牡鹿が3~5m先にいたので、驚きました

それと同時に、人間と野生動物のことを考えました。

今年は、新型コロナで人の流れが少なくなっていたので、阿寒湖では、鹿だけではなく、ヒグマも数多く出没しています。いろいろと難しい問題ですね。

では、最後まで、お付き合いしてしていただきまして、本当にありがとうございました!

お元気で!

木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(10)身近な野菜のお花

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