41. 木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(10)身近な野菜のお花 

アイヌ文化
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木霊・・・こだま。樹木に宿る精霊。木の精。精霊は山中を敏捷に自在に駆け回るとされる。木霊は外見はごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると祟られるか神通力に似た不思議な力を有するとされる(ウィキペディァ)。

~いずれにせよ、カムイとは動物や植物や火や水のことだと言ってしまうと、「自然」と訳してもよさそうな気もしますが、先ほど言ったように、家や舟、臼や杵、鍋や小刀といった人工物もまたカムイであり、人間のまわりにあって、人間が生きるために何らかの関わりを持っているすべてのものを指しますので、「自然」ではやはりぴったりきません。むしろ「環境」と言ってしまったほうがよさそうです。~(中川裕 千葉大学文学部教授「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修者)

みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。

7月に入り、夏はもうそこまで来ています。が、阿寒湖は、なかなか最近、晴れません!曇りばっかりです。たまに霧雨。


えぞ梅雨


え~、北海道は梅雨がないって、聞くけど・・・。

本州が梅雨に入ると、なんだかんだ言っても、北海道も天気が悪い日が多いですね。もちろん、快晴で気持ち良い日もありますよ~。


今年は咲かないのかなぁ~、と思っていたハクサンシャクナゲが例年より少し遅れて咲き始めました!

うれしいなぁ~、よかった、よかった。では、その写真です。

ハクサンシャクナゲ(2021.7)ツツジ科

ボリュームがありますね、この花は!


今回は、身近な野菜のお花の写真を少し見てみたいと思います。

野菜は、食べることばかりに集中してしまっていて、なかなか花を見る機会などありませんでした。

農家の方には、当たり前すぎる野菜のお花ですが、観察してみると、とても新鮮でした!新しい発見でした!(大袈裟かな)

それでは、今回は4つ、見てみましょう!


この「樹木をみよう」シリーズは、みなさんに、少しでも外に出ていただいて、自然の樹木・植物をみて、大空を見上げて、宇宙を感じて、散歩して、日常の悩みやストレスを軽減していただければ、という思いで書かれています。

ぜひ、『樹木愛』の心をもって、気楽にリラックスしてお読みいただければ、うれしいです。

では、よろしくお願いします!

目次

キュウリのお花

夏になるとこのキュウリは、欠かすことができませんよね!
自分はとても好きな野菜の1つです。

最近は、塩・ゴマ油・塩こんぶ・マヨネーズ・鶏がらスープの素などを適当に調合して、キュウリを漬けて食べたりしています。
塩、マヨネーズだけでもおいしいですけどね!

そんなキュウリのお花です。

キュウリのお花

かわいいですね。黄色の花びらが意外に大きかったのですね。
ほんと、身近にあるものだけど、あまり観察したことがなかったです。
緑色の葉っぱに映えますね。

収穫は、いつになるかなぁ~(食い意地だけは取り柄か!?)

シシトウのお花

シシトウは、シシトウガラシのことです。

どのように実をつけるのか?想像するのが少し難しい。

焼いて、塩コショウで!じゅるじゅるっ、とよだれが・・・。すみません。

ビールにも合いますよね!最高~!(喜)

ナス科なのですね。ピーマンと同じ科!

ピーマンと同じように実をつけるのかな?(ピーマンの実のなり方は見たことがあります)
いまだに謎の部分があるシシトウです。それでは、お花の写真です。

シシトウガラシの花(ナス科)

可憐なお花ですね。かわいいですね。はじめて見ました。

実のほうは、何度も食べているのに!

木彫りに関しても、できあがった作品の素材は、だいたいわかるのに、森や林にある樹木の種類(名前)がわからないようなものですね

実際、そんな経験をして(それが動機になって)、自然の植物(樹木・花など)をみてみようと思ったのでした!

これがシシトウのお花かぁ~!

感動!

ミニトマトのお花

誰もが一度は食べたことがあるミニトマト

家庭菜園やベランダでの栽培で人気のある野菜ですね。トマトもナス科なのですね。ホント知らないことばかり!

早速、ミニトマトのお花の写真をどうぞ!

ミニトマトの花(ナス科)

今回、ミニトマトのお花に注目したのは、ミニトマトを栽培して以来初めてです
何気なくは見ていたつもりになっていましたが、よく見ると、こんな風になっていたのですね!

キュウリと同じ黄色ですね。花びらは、下向きに、小さめですね。

強風で壊れた傘のようですね(たとえが、いまいちで、すみません)

ミニトマトの収穫が楽しみです!

イチゴのお花

イチゴといっても正確には、何イチゴなのかわかりません。書物で調べてもなかなかわかりませんでした。

品種の改良もたくさんおこなわれているので、特にわかりにくいのかもしれません。

細かいことはさておき、イチゴの花もこれまで見る機会がありませんでした。これこそ実の方は、子供も大人も大好きなのに!ビタミンCも豊富で体にもいい!

バラ科なのですね!それでは、写真をどうぞ!

イチゴの花(バラ科)

きれいなお花ですね。それにかわいいですね。

ほんと、へぇ~、イチゴのお花はこんな感じなのかー!って、びっくりですね!

これまで、食べることばかり考えていました
観察って大事だなぁ~。おかげで少しだけ、視野が広がりました!

以上、今回は、4つの野菜の花を見てきました。

知っている人からみたら、いまさら感があると思いますが、自分自身は、発見の連続でした。これからも身近な植物も含めて、いろいろな植物を観察できたらいいなぁ~と考えております。

では、最後まで、お付き合いしていただきまして、本当にありがとうございました!

お元気で!

(参考資料)
・新北海道の花(梅沢俊著 北海道大学出版会)
・アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」(中川裕著 集英社新書)

エゾシカだって必死なんです!わかっちゃいるけど、・・・。共存の課題(難)

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