80. 木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(21)ヤチダモ②、遅くて特徴ある芽吹きに何か心惹かれるんだなぁ~、これが。

ヤチダモ(2022.6月中旬)北海道自然
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みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。

6月に入り、芽吹きの遅いイヌエンジュヤチダモが芽吹き、今、6月中旬には、かわいい葉っぱをつけています。ミズナラやカシワなども芽吹きの遅い樹木ですね。今では、赤ちゃん?葉っぱをつけています。

今回は、短文になりますが、ヤチダモの芽吹きの写真を少し見ていきたいと思います。ヤチダモは、阿寒湖ではいたるところで見られるのですが、例年なかなかタイミングが合わず芽吹きの写真を撮ることができませんでした。今回も、残念ながら写真は撮ったのですが、まだまだ満足はできません。

以前のブログで(木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(15)ヤチダモ、ノッポさん?)、ヤチダモの芽吹きの様子を、次のように表現しました。


1.枝先に人の手のグーのような形のものがあります(グーチョキパーのグー)。

2.グーは手のひらの方を上向きにして、ゆっくり指を開いていきます(パーにしていきます)。

3.ホントゆっくりと、グーからパーにしていきながら、心の中で、「こちらをご覧くださいませ」と言わんばかりに、しなやかに、たおやかに。

こんな感じでヤチダモは、芽吹きます(笑)あくまで主観です(笑)

これまで自分が、樹木の芽吹きや花のつき方でびっくりしたことは、たくさんありますが、ヤチダモの芽吹きも「何だこれは!」と衝撃でした。枝先に何か拳大の変な物がついている!鳥の巣?虫の卵?カラスのいたずら?

他の樹木では、キタコブシの花です。これは「え~、なんで枝先に白いハンカチがたくさん掛かっているのだろう?」なんて。恥ずかしい思い出です。

神秘的な芽吹きでは、イヌエンジュですね。遠くからみると白くて銀色っぽい花?が咲いているのかなぁ?なんて思っていました。実際は、花ではなく、芽吹いたばっかりの葉っぱでした。これは、すごい!深すぎる植物の世界!

それでは、なかなか満足できる写真ではないのですが、ヤチダモの芽吹きを見ていきたいと思います。『樹木愛』の心で、リラックスしてお読みくださいね。よろしくお願いします。

ヤチダモの芽吹きの写真

枝先に芽吹いてきます。枝先に何か黒っぽい?物がついています。なんだ!これは(驚)

ヤチダモの芽吹き1 枝先になんだあれ!(2022.5.10)

ヤチダモの芽吹き2(2022.5.10)

枝先に何か付いています。なんでしょうか?あれは?はじめて見た時、冗談抜きで思考が停止しました。樹木観察してきて、初心者の自分としては衝撃的なビジュアル?でした。では、次の写真にいきましょう。

ヤチダモの芽吹き3グーからパーへ(2022.5.21阿寒湖)
ヤチダモの芽吹き4 パーへと(2022.5.21阿寒湖)

3枚目の写真では、枝先にあったこげ茶色のかたまりが(じゃんけんのグー)徐々に開いてきました(じゃんけんのパーに変化してきました)。

4枚目の写真では、ヤチダモは羽状複葉で、7~11枚葉っぱが鳥の羽状についていきます。

それでは、最後の写真です。6月半ばの写真です。

ヤチダモの新緑(2022.6.14 阿寒湖畔)

無事に芽吹きました。清々しい新緑です。快晴の中で、伸び伸び元気に葉っぱを広げています。空気がきれいで、とても心地良い阿寒湖畔です。目にもとてもやさしい。心が晴れますよ!

以上今回は、ヤチダモの芽吹きを、写真を中心に観察してみました。ヤチダモの特徴やアイヌ文化との関わりなどは、ブログ49番、「木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(15)ヤチダモ、ノッポさん?」を参考にしてみてくださいね。

それでは最後までお付き合いしていただきまして、本当にありがとうございました!

これからも『樹木愛』、『木彫り愛』でよろしくお願いします!お元気で~。

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