みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。
7月8月があっという間に過ぎ去っていこうとしています。今年の夏は、みなさん、いかがでしたでしょうか?
自分の場合は悲喜こもごも、いろいろあった夏でした。心を痛めた日々が多かった気がしますが、これから秋の涼しい風に頭を冷やして、気持ちを切り替えていきたいと思っています。
“ 日々楽しく、これまた修行。”ですね。
それでは今回は、木彫りの熊の材料に一番使用されているシナノキの花を見ていきましょう!
『樹木愛』の心をもちながら、リラックスしていきましょう!
早速、シナノキの花の写真です。
線香花火のような花がたくさん咲いています。シナノキの花はバラ科のハマナスなどの豪華で目立つ花ではありません。でもシナノキの大木の中で生き生きとかわいい小さな花をつけるさまに何だか引きつけられます。たくさん咲いています。もう少しアップで見てみましょう。
シナノキの花は小さくて地味ですが、開花の量は多く上質な蜜源になるらしいです。養蜂家の人にとってはとても重要な木でもあるそうです(レンゲソウ、トチノキ、ニセアカシアも蜜源)。
そう言えばシナノキはちみつって聞いたことありますね。食べたことないので機会がありましたら食べてみたいと思います。
北海道の木彫りの材料ではシナノキは半分以上使用されているのではないでしょうか。木彫りの熊は6~7割です。ホント大切な木です。
シナノキの近くにいると少し癒される気がします。やさしさをもった樹木です。
北海道の銘木としてとりあげられているシナノキがあります。
①ピンネシリの千本シナ(中頓別町)の推定樹齢120~200年。
②優駿のシナ(平取町)の推定樹齢200年以上。
近くに行く機会がありましたら見てみたいですね。
最後にシナノキで作られた木彫りを見てみましょう!
どちらの作品も気品があり、優しさが感じられますね(あくまで主観です(笑))。
それでは短かったですが最後までお付き合いしていただきましてありがとうございました!
シナノキはこれからまだまだ観察していきたいと思っています。
そう言えば、阿寒湖畔ではシナノキとミズキは意外と近くにありますね。ハルニレ、ヤチダモ、イタヤカエデ、センノキもまとまっている場所が多いかな。それぞれの生態があるのですね。
ではまたお元気で!
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