みなさん、こんにちは~。
木彫り屋店長 まさまるです。
2022年(令和4年)、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。
さて、2022年(令和4年)になりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
自分自身は、゛日々、たのしく。これまた修行。”の精神で、今年も明るく、たのしく、いきたいと思っています。
では、年明けの阿寒湖です。
去年の12月(2021年)が、暖かかったせいか、年が明けてからもまだ、十分な氷が張っていない状態の阿寒湖です。
この週末には、ワカサギ釣りを目当てに、阿寒湖にいらっしゃった方々(家族連れ)も多かったと思います。
今、漁業組合の方々が、がんばって、(氷を厚くするために)水撒きをしています。来週の週末には、何とかなるかもしれません。もう少々お待ちくださいませ。
相手は、自然なので、時には思うようにはいかないものですね。
阿寒湖のワカサギは、゛おいしい!”ですよ~、ホントに。
参考までに、1ヶ月前(去年12月初旬)と年末の阿寒湖の写真を載せておきます。
それでは、今回は、阿寒湖温泉の観光名所「ボッケ遊歩道」を歩こう!
ということで、年明けのボッケ遊歩道(半分の道のり)を、急に思い立って、日没1時間半前に出かけ、観察してきました(汗)。よかった~!(喜)
以前にも、「早春のボッケ遊歩道」の話題を取り上げたのですが、季節ごとに観察できたらいいなぁ~なんて思っていたら、それっきりになってしまいました。すみません。今年は、こまめに足を運んで観察していく決意です!(汗)
早速、ボッケ遊歩道(の半分)を、写真を多く載せながら見ていきましょう!
よろしくお願いします。
阿寒湖温泉ボッケ遊歩道
まずは、ボッケ遊歩道入り口です。右手に、阿寒湖畔エコミュージアムセンターがあり、左手には、前田一歩園財団事務所があります。ちなみに、入り口は、第一遊覧船乗り場の横からの入り口もあります。
この時期、この時間は(午後2~3時)、人が少ないっていうか、誰一人いませんでした。ひっそりしていました。
でも、温かく迎えてくれたのが、イヌエンジュとイチイの樹木たちでした。
イヌエンジュもイチイも、樹皮には、鹿除けネットが張ってありました。遊歩道には、その他にもオヒョウ、シナノキなどにも巻いてありました。鹿が樹皮を食べてしまうと、その樹木は枯れてしまいますから、仕方ないですね。鹿の被害がとても増えています。鹿を捕らえる罠なども設置されています。
早速、進んでいきます。そして後ろを振り返ります。その写真です。さらに進んで行くと、木の標識があります。
きれいに整備された木の標識が立っています。
ボッケまで300メートルです。近いですね。
気温は、-7℃。
この時期では、決して低い気温ではないですね。
雪は、20cmほど。たいしたことないです。
でも、油断禁物!
厚手の上着(ダウンやコートなど)、滑り止めの効いた靴(できればハーフサイズ以上の)、手袋、帽子などは、必要!
ボッケ方向に、さらに進行します。
さらに、阿寒湖に近づいていってます。やはり、時折、鹿除けネットを巻いた樹木があります。人影はありません。動物たちもいません。自分の雪を踏みしめる音だけです。静寂の世界!これがたまには、必要かも!
ボッケとは、アイヌ語で「煮え立つ」という意味です。泥が火山ガスと一緒にボコボコと噴き出ています。その温度は、100℃以上です。
さぁ、ボッケに近づいてきました。硫黄の匂い?がしてきました。その前に、急に、雪がない場所ありますよ。
雪の無いこの場所に来ると、足場がしっかりするので、一息つけますね。ほっ。
このコオロギ類保全の柵の向かいが、ボッケです。
その前に、カツラの木に挨拶していきましょう!(この保全柵の横にあるのが、カツラの木です)
カツラの木は、樹齢が長く、゛森の精霊”、゛森の番人”などと呼ばれることが多く、神木になっていることも多い樹木です。
それでは、カツラの木とボッケの写真です。
ボコ、ボコ、ボコ。地球は、活動しています(大げさかもしれませんが)。静寂の中、ボコ、ボコ、ボコ。
ここまで、入り口から10分から15分です。もう阿寒湖が見えますよ~!
今の時期(1月初旬)は、阿寒湖が凍っているときもあれば、まだ凍らず、もうそろそろ、「凍ろうかなぁ~」とする阿寒湖が見られます。今年は、最初にも言ったように、12月が暖かかったので、しっかり凍っていくのは、これからです。
では、ボッケ付近からの阿寒湖と、桟橋からの阿寒湖、そして雄阿寒岳を順に見てみましょう!
こちらは、全然凍っていないですね。
ボッケの近くは、確かに水温は、高めになるようです。
でも、これからどんどん凍っていきますよ~。
2月頃、チェックしてみましょう。
それでは、手前の桟橋から、波打ち際や雄阿寒岳を見てみましょう。
波打ち際は、凍ってきてますね。もう少しすると、たぶんこの桟橋は、雪や氷に覆われ、立ち入り禁止になりますね。
実際、自分がこの桟橋に降りる前に、アイスバーンにはまって、スッテンころり(涙)。油断大敵とか言っておきながら・・・(汗)
逆方向には、雄大な雄阿寒岳がそびえています。
雄大ですね~!
心が洗われる~!
風が冷たい~!
ボッケ遊歩道(正確には、ボッケ自然探勝路)は、エコミュージアムセンターの説明によると、
日本で一番酸素濃度が高い森
らしいです。
これだけでも探索してみる価値は、ある!、と思います。
それに原生林や自然の動物たち。冬は、なおさら空気も澄んで静か、です。
ぜひ、阿寒湖温泉にいらしゃった時は、ボッケ遊歩道を歩いてみませんか。入り口からボッケの桟橋までの往復20~30分くらいです(一周は、40分~1時間)。
以上、2022年(令和4年)の最初は、阿寒湖畔のボッケ遊歩道でした。心が落ち着きました。
それでは、みなさん、最後までお付き合いしていただきまして、本当にありがとうございました!
今年もみなさんにとって、良い年になることを心からお祈り申し上げます!
お元気で!
・阿寒湖ボッケ遊歩道~①早春 静寂と胎動
・木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(2)イチイ、津別町21世紀の森
・木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(3)カツラ 阿寒湖編
・木霊の楽園!北海道樹木をみよう~(4)イヌエンジュ 阿寒湖編
(9)芽吹き、(12)お花、(18)四季
・木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(16)シナノキ(アカジナ)
・木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(17)オヒョウ
・アイヌ文化とエンジュ(イヌエンジュ)
・アイヌ文化とカツラ
・アイヌ文化とイチイの木
コメント