みなさん、こんにちは~。
ごきげんいかがですか~。
木彫り屋店長 まさまるです。
先日、ホントに久しぶりに摩周湖、硫黄山、屈斜路湖、美幌峠の観光コースをまわってきました(この話しは、また後日)。
このコースをすべて周ったのは10年以上前ですかね~。覚えていないくらい前ですね。
コロナ禍で、観光のお客さんは、まばらでした。仕方がないと言えばそれまでですが、寂しかったですね~。
阿寒湖を出発して、まず双湖台に寄りました。双湖台の駐車場に、エンジュの木の並木がありました。自分の好きな樹木です。
好きな樹木の場所をチェックしておく。
これ大事ですよね。樹木を覚える際に。
その樹木が、季節によってどのように変化するか、その様子を観察しやすくなりますよね。
阿寒湖では、エンジュの木をチェックしている場所が少なかったので、この発見はうれしかったです。(阿寒湖では、今のところ3ヶ所)
以前、木霊の楽園!北海道!樹木をみよう!シリーズ(8)でフキをとりあげました。
今回は、その「フキと木彫りの熊」の作品を3点紹介します。
それでは、みなさん、『木彫り愛』、『樹木愛』の心で、よろしくお願いします。
目次
フキ登り熊
フキ登り熊は、「”木彫りの熊好き”の人には読んでほしい」木彫りの熊の見方~基本編(10)の形のユニークな「木彫りの熊」(変り種)でもとりあげていますが、ここでも見てみたいと思います。
子熊がフキにつかまっています。ホントおもしろい作品です。
すべて1本の材料から彫り上げています。材料は、堅いエンジュの木です。
つや出しは、しておりますが、着色は、いっさいしていません。黄色に見えるところはエンジュの外側の色になります。
フキかぶり熊
この作品は、子熊がフキをかぶって一休みしている作品です。
フキの彫りをみると、フキの葉っぱの形や葉柄のところが少し怪しいのですが、一応、熊ちゃんが入る葉っぱの大きさを考えて、「フキ」として見てくださいませ。
熊の体は、「毛彫り」です。丁寧に彫っています。材料は、シナノキですね。
ホントおもしろいですね。フキの葉っぱをかぶってリラックスしているなんて。もしかしたら雨でも降っているのかな?いろいろ想像できますね!
フキ持ち熊(色)
3つ目は、シナノキの色塗り仕上げの、フキ持ち熊ちゃんです。
ちょこんとお座りして、傘のようにフキをもって、かわいいですね。
材料は、シナノキです。色塗り仕上げですね。このタイプは、あまり見かけないと思います。
それでは最後に、フキの写真をどうぞ!(今は道端はフキだらけですょー。6月下旬)
それでは、少し短めでしたが、今回は、これでおしまいです。
最後まで、お付き合いしていただきまして、本当にありがとうございました!
また、お元気で!
・木霊の楽園!北海道!樹木をみよう~(8)フキ~不思議な違和感
「”木彫りの熊”好き」の方には読んでほしい~価格の違いがわかる!「木彫りの熊」の見方
・基本編1 鮭をくわえた四つん這いの熊(シナノキ)
・基本編2 後ろ側の彫り方(肩やおしり)
・基本編3 塗装などの仕上げ方について
・基本編4 彫り方いろいろ
・基本編5 エンジュ材・埋もれ木(神代木)の熊
・基本編6 イチイ材・センノキ・クルミの熊
・基本編7 覚えておきたい熊の形10種類 前半(1~5)
・基本編8 覚えておきたい熊の形10種類 後半(6~10)形が複雑に
・基本編9 表情熊について
・基本編10 形のユニークな熊
木彫りの熊(11)~シケカムイ(鮭背負い熊・荷物を背負った熊)何だ!何だ!この形は!?
木彫りの熊(13)~シナノキ(白木)この優しい感じがいいんだなぁ~!
木彫りの熊(14)~イチイ(オンコ)①逸品!阿野洋二郎さんの作品
木彫りの熊(15)~イチイ(オンコ)②吠え熊
木彫りの熊(16)~もっこ背負い熊 いい仕事してはりますなぁ~!
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